私が今の仕事を”好きだ”と言う理由

仮想通貨・ブロックチェーン業界内で活躍する女性にスポットを当てた特集記事「ブロックチェーン女子部」。今回は株式会社Nayutaで広報を担当する森山瞳氏にお話を伺いました。ブロックチェーン業界とNayutaは面白いという森山氏。今回のインタビューではその魅力を存分に語っていただきました!

森山 瞳(もりやま ひとみ)氏

福岡県出身。大学卒業後、株式会社Nayutaへ入社し、バックオフィスを立ち上げたのち、主に広報業務を担当。同社のPR活動を行う他、ブロックチェーンイベントのパネラーなども務める。

迷いに迷っての入社

元々は大学時代に、Nayutaでアルバイトとして勤務していたんです。大学卒業のタイミングで、正社員としてもっと深いところをやってみないかと弊社代表取締役の栗元から言われて、正式にジョインしました。正直、正社員の話をいただいた時はかなり悩みましたね。まだこの業界でやっていくことに対して確信が持てていなかったんです。そんな時、「そんなに深く考えずに、違うんだったら辞めてもいいんじゃない?」と栗元が言ってくれて、とても気持ちが楽になりました。その一言で、じゃあやってみようかと入社することができたと思います

Nayutaとは?

今NayutaではLightning Network(ライトニングネットワーク)のプロトコルおよびアプリケーションの開発に取り組んでいます。Lightning Networkはブロックチェーンが抱える様々な問題のソリューションとして注目されているプロジェクトです。プロトコルはオープンソースなので、世界中で有志のデベロッパーが集まって開発しています。Nayutaもその一員として開発にコミットし、プロジェクトに貢献しています。プロトコルに準拠したアプリケーションについてもオープンソースで開発をしているので、世界中のデベロッパーに情報発信して、協力を募っています。 

▼Nayutaの詳しい事業内容を知る▼
【イベントレポート】Nayutaが取り組むLightning Network技術とその可能性

なぜNayutaは福岡にあるのですか?という質問をよく受けます。東京は良くも悪くも大量の人・モノ・情報が錯綜しますよね。もっとエンジニアが腰を据えて開発に集中できる土地で、ということで福岡に本社を構えています。とはいえビジネスの話は東京ですることも多いので、東京にもオフィスを構えています。福岡に縁がない方にとっては、いきなり福岡に住むのは抵抗があるかもしれません。しかし生活費が安い上に食べ物も美味しく、思った以上に住みやすいとおっしゃる方が多いです。

広報担当の仕事内容とは?

現在Nayutaにはフルで勤務している方とそうでない方を含めて10名ほどいて、そのほとんどがエンジニアです。私は広報業務を担当していて、イベントに参加したり、現在開発している技術やソフトウェアについての記事を書いたり。メディアリレーションや他社の広報担当の方との情報交換など、対外的な窓口業務も行います。また、ブロックチェーン関連イベントのパネラーとして登壇する機会もいただきました。人前でお話をする時もそうですが、広報担当として対外的な窓口となるに当たって、日頃の情報収集は非常に重要です。しかし、変化が早く情報量も多いので、ブロックチェーンに関する全ての情報を網羅できる人はまずいません。そのため、今自分や相手にとって何が重要かを常に考えて取捨選択するということを意識的に行なっています。

積極的にチャレンジできる、Nayutaの風土

今の仕事はすごく好きです。様々なものを通して知らないことや課題に直面し、それに対処するにはどうしたらいいかを常に考えさせられます。また、ただ指示を待っているのではなく、いいと思ったら一から作って社内で提案できるんです。作ったものが良くないことも多いですが、その都度フィードバックをもらえます。それを元に改善をして完成度を少し上げてもう一度作る。また良くないものを作ってフィードバックをもらい、もう少し改善するという具合に、少しずつ100に近づけていきます。このサイクルがスピーディに回せるのは、役職や職務にかかわらず発言のしやすい雰囲気があり、賢明なメンバーがいるからこそなので、非常にありがたい環境だと思います。

会社で取り組んでいる、領域の情報が英語が多いということと、海外とのやり取りが発生するので、英語力も鍛えられています。SNS上でのカジュアルな表現と、対外的な文章での少し硬い表現の使い分けは広報する上で勉強になりますね。

入社して気づいた、ブロックチェーンの面白さとは?

入社をするまでは、仮想通貨やブロックチェーンについては全く興味がありませんでした。でも、Nayutaに入社して、社員のみなさんがブロックチェーンについて丁寧に説明してくださって。だんだん、これは社会的に面白いことが起こっているんだということがわかり始め、自分でも勉強するようになっていったんです。

私が思う、ブロックチェーンの面白み

私はブロックチェーンの中央機関がない仕組みが動くというところに1番面白みを感じています。今まで当たり前だった、中央に管理をする人がいてシステムが動いているという形とは、根本的に異なりますよね。また、仮想通貨について知ったことで、貨幣はみんなが価値があると信じるから価値を持つということに改めて気づくきっかけにもなりました。普段日本円を使っていると考えもしませんが、最初はほぼ無価値だった仮想通貨にも、ユーザーが増えることで価値が生まれていく様子を目の当たりにし、当たり前のように使っていた通貨というものに対して新しい視点を持てるようになったと思います。

オープンソースの文化とその先にあるもの

私はこの業界に入るまで、オープンソースのカルチャーにも馴染みがありませんでした。前述の通り、Lightning Networkのプロトコルも弊社が開発しているアプリケーションも、オープンソースで開発していて、プログラムが一般に公開されています。そのプロジェクトを面白いと思うデベロッパー達が、自らその情報を取りに行き、自分の下で開発し始めます。ただ単純に面白い、だからやるという文化がすごく好きなんです。それで物事が動いて、さらにビジネスが成り立っていくところが面白いと思います。入社当時、エンジニアの方が何かを開発する姿を間近で見るのは人生で初めてでした。一見カタカタとキーボードを叩いているだけに見えたのですが、その画面の先には社会に影響を与えるようなシステムがあったり、たくさんの人を巻き込んだプロジェクトがあったり。日常生活の中では気づけないような世界を覗けるところが魅力的です。

いい意味で”カオス”なブロックチェーン業界の魅力

仮想通貨・ブロックチェーン業界は、いい意味で”カオス”だと思っています。テクノロジーだけで語れる話ではなく、法律・金融経済・経済も絡んできますし、グローバルでもあります。今はまだまだ小さなマーケットですが、自分としてはこれからどうなっていくか分からない”不確かさ”みたいな部分に惹かれているのかもしれません。それをリスクと取るか、可能性と取るかは、人によって違うと思いますが、私にとっては間違いなく魅力です。

今関わっているブロックチェーンというものによって、社会的な変革が起きるかもしれない。その中で自分たちが何を目指してどこにコミットしていくのか?1つの会社の域を飛び越えたスケールで俯瞰して、今自分は何をしなければならないのか?そういったよりスケールが大きい、ロングスパンでの視点を持って仕事ができるのも楽しみの1つです。

これから仮想通貨・ブロックチェーン業界を目指す方には、ユニークな業界だということを知ってほしいです。私自身、Nayutaに入社する前は、どちらかというと仮想通貨・ブロックチェーンは怪しいんじゃないかと思っていました。こんなに複雑で面白いものだというのは、実際にその中に身を置いてみないとわからなかっただろうと思います。興味を持っている方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

株式会社Nayuta 代表取締役 栗元氏が登壇予定のイベント

blockchain conference b.tokyo 2019

THE LIGHTNING CONFERENCE