取扱い暗号資産数日本最大を誇るコインチェックのこれから

2021年2月6日(土)に日本最大級の業界特化型転職イベント「ブロックチェーン企業オンライン転職フェア」が開催されました。

オンラインで行われた企業スピーチを、要約してレポートします。

大塚 雄介(おおつか ゆうすけ)氏
コインチェック株式会社 執行役員

早稲田大学大学院修了、物理学修士号取得。株式会社リクルートから分社独立した株式会社ネクスウェイでB2B向けITソリューションの営業・事業戦略・開発設計を経験の後、レジュプレス株式会社に参画(2017年4月よりコインチェック株式会社に社名変更)。2014年2月に取締役に就任。 2018年4月にコインチェック株式会社がマネックスグループ株式会社の子会社となると同時に執行役員に就任し、マーケティング・事業開発などを統括する。その後、2020年1月より専門役員に就任し、暗号資産(仮想通貨)の啓蒙や業界のトレンドに関する解説などの活動を行う。

日本最大規模の暗号資産取引所、コインチェック

コインチェック株式会社は2012年8月に設立された、暗号資産取引所や販売所などのサービスを提供する会社です。

主な事業である暗号資産の取引所・販売所事業では「Coincheck」というサービスを提供しており、アプリダウンロード数が約300万件で、取り扱っている暗号資産の数は15種類と、国内では最大規模です。

私たちは日本の皆様に暗号資産を広めていきたいという想いがあり、UIやUXにこだわってアプリケーションを作ることで、一般の方々にとって非常に分かりにくい暗号資産を簡単に取引できるようていきたいと考えてます。

また、コインチェックはマネックスグループの子会社です。マネックスグループの金融機関としてのノウハウを生かしながら安心安全にお使いいただけるようなサービスを提供しています。

コインチェックが掲げる新たな3つの事業モデル

直近の業績に関しては2021年の3月期で24.2億円の収益を記録しているので、この収益を新しい事業に投資することによってさらなる事業拡大を目指しています。

具体的な投資先としては、主に3つの事業があります。1つ目はIEO(Initial Exchange Offering)を活用した資金調達支援です。暗号資産を発行したいというお客様に会計面や税務面、技術面から支援するIEO事業に着手していこうと考えています。

2つ目はNFT(Non-fungible token)プラットフォームの構築です。暗号資産とは別の分野になりますが、私たちが新たに挑戦しているところです。

3つ目は「Sharely」というオンライン株主総会支援事業です。2020年5月頃から続く新型コロナウイルスが蔓延した状況においてオンラインで株主総会が開催できるよう、ツールや運営などを総合的に支援するサービスを展開していこうとしています。

この3つの新規事業は前例がなく、新たな事業モデルを作っていく段階で非常に重要です。

コインチェックが求める人材とは?

コインチェック株式会社資料

コインチェックのミッションは、新たな交換価値を多くの方にとって簡単に利用できるものにしていくことです。この「新しい価値交換を、もっと身近に」というミッションに共感し、新しいプラットフォームを一緒に作っていきたいという方を募集しています。

職場としてのコインチェック

以前、コインチェックではトップダウン型の組織をとっていましたが、ここ1年でチーム制に移行しました。意思決定をする際は社長と各部門の役員が相談して決めています。このことによって、各専門分野のスペシャリストがそれぞれの知識を活かし、スピード感のある正しい意思決定をできる組織体系になりました。この体系は非常に上手く機能しており、業績向上の要因と言えます。

従業員に関しては平均年齢が34歳、男女比は約3:1となっています。職種別人数についてはエンジニアと管理部門の人数が多いですね。従業員満足度(ES)は全体では60.1%で、部署によっては70%と高水準になっているところも見られます。これは各部門長と社員の1on1での話し合いを積極的に行い、信頼関係を築いていることが背景にあります。

福利厚生についても、社員がいかにパフォーマンスを上げられるかといったところを第一に考え、環境を整備しています。平均残業時間は約10時間となっており、社内全体が意識的に短い時間で効率的に業務にあたることに取り組んでいます。他の水準としては育休取得率、有給消化率、リモートワーク率がそれぞれ約60%になっています。

各メンバーが自発的に動き、役員や部長レベルには経営者としての経験を積んでほしいというのが、会社としての想いです。実際に、株式会社メタップスアルファ(現コインチェックテクノロジーズ株式会社)の子会社化も部門長が主導となって推進し実現しました。このように自ら事業を作っていく熱意と情熱を持ち、それに向けて努力を惜しまない人と一緒に働いていきたいです。現在は新事業の拡張のため、27もの幅広いポジションで募集をしています。(記載は全て、2月6日登壇時点のものです)

Web掲載のない非公開求人もございます。詳細は以下の転職相談よりお問い合わせください。