MotoGP Ignition、The SandboxのAnimocaによるブロックチェーンゲーム戦略

2021年6月10-11日に開催された「Non-Fungible Tokyo2021」DAY2のセッション“スポンサーセッション4 Animoca Brands”をレポートします。

Sean Dudley(ショーン・ダッドリー)氏
Product VP at Animoca Brands

Animoca Brandsのプロダクト担当役員。REVV Token、F1 Delta Time、MotoGP Ignition、Project-Formula Eを含むREVV Motorsportのプロダクトリードを務める。Animoca Brandsの才能あるビルダーやクリエイターと協力し、テクノロジーを最大限に活用する方法でブロックチェーンを応用したゲームエクスペリエンス(体験)や遊びの提供を目指す。

ブロックチェーンゲームの老舗企業として成長したAnimoca

私は、Animoca Brandsのプロダクト担当役員です。REVV Motorsportのプロダクトリーダーでもあります。また他にも、Animoca Brandsファミリーのブロックチェーン・プロジェクトのサポートや、プロジェクトをブロックチェーン化する際のサポートも行っています。ファミリーがブロックチェーン上にゲームプラットフォームを導入する際に、NFTやブロックチェーンをデザインコンセプトとしてどのように活用し、構築していくのかをサポートするための指導(ハンズオン)もしています。

Animoca Brandsについて説明していきたいと思います。

REVV Motorsportに関しては私の専門分野でもあるため、もう少し詳しくお話したいと思います。また、Animocaがどのような存在で何をしているのかについても、ぜひお話したいと思います。

私たちAnimocaは7年程前から活動しています。3年程前から主にゲーム上でのブロックチェーン・アプリケーションの構築に注力してきました。その後の3年間はUSブランドに焦点を当て、IPをファンやゲーマーの手元に届けるために、ブロックチェーンを活用したゲーム体験を構築するようになりました。

現在私たちが運営しているアプリケーションを通して、Formula 1やディズニーのIPをどのように活用してきたのか。ヒーローやスポーツは、私たちがブロックチェーンをどのように活用するかを検討する上で不可欠なものです。Animocaは7~8年前からゲーム開発を行い、長い間この分野に携わってきました。それどころか、Animocaを生み出した会社の歴史を振り返ってみると、少なくとも15年以上、ゲームの出版やゲーム開発に深く関わってきました。私たちはPCを横断してゲームを構築することに慣れています。

私たちは早い段階でFacebookを使用した実験を行ったり、モバイルゲーム市場にも参入してゲームを開発、Google Play上で配信を行ったりしてきました。もちろん、iOSのApp Storeでも早期配信を行ってきました。しかし、ここ数年はブロックチェーンに焦点を当ててきました。ブロックチェーンを利用することで、プレイヤーの所有権が将来的にどのように変化していくのか、また、それに伴いコンテンツの作成方法や人々がゲームに参加するインセンティブ(動機)やゲームをプレイする理由などをどのように変化させることができるのかなど、非常に重要なことが分かってきました。

その裏で、プレイヤーやゲーマーが時間をかけて慣れ親しんできたコンテンツを利用することで、本当の価値を得ることができます。私たちは現在、この分野でリーダーとしての地位を築くことができました。その地位はパートナーシップを築く能力や、他の人と協力する能力をベースとして実現してきました。この3~4年の私たちの活動は正しかったと言えます。そこから、現在のブロックチェーンゲームの老舗企業として成長し続けてきました。

パートナーシップの構築は、グループとして非常に早くから取り組んでおりました。それは、”CryptoKittiesを開発した方々と一緒に仕事をしたい”と思っていたことも理由の1つです。また、ブロックチェーンにとって技術的に重要なプロダクトを開発している人々とのネットワークも構築しています。

例えば、非常に広く多くの人をアクセスできるようにしたNFT​ネットワークWAXのように、我々も人々がよく知っているIPを活用したり、コンピュータゲームの初期の時代を創ったAtariのようなブランドから、世界的に有名なMotoGPや当社のブランドに至るまで、カジュアルゲームを提供するゲーム会社やブランドの買収や、The Sandboxとメタバースのようなユーザーがオブジェクトを創作できるコレクターズ・クリエイションのビジョンなど、興味深い方法でブロックチェーンを活用するビジョンを持った企業とパートナーシップを進めています。

そしてQuiddやLympoのように、はじめからブロックチェーン・エコシステムの基礎を構築した企業も存在します。Lympoは初期からスポーツをコンセプトにしてその基礎を構築しており、その後、最大のコレクション・プラットフォームとなりました。

Sandboxは真のメタバース

しかし、このような状況で私たちが3年間やってきたことは、まだまだ初期段階と言えます。そこで、いくつかの企業について見てみましょう。

まずは「The Sandbox」です。Sandboxは基本的にボクセルに基づいて構築されたクリエイティブな空間です。プレイヤーは所有する「LAND(土地)」上のアイテムや「LAND」そのものに至るまで、あらゆる資産を獲得することができます。その中に自分だけのゲーム、自分だけの世界を構築することもできます。Sandboxは非常にわくわくするゲームプラットフォームです。当社のIPを活用することで、Care BearsやF1® Delta Timeのようなグループなど、ブロックチェーンの分野外で多くの人々に知られているだろう多数のパートナーと連携することができました。マネー・マーケットのSandboxを構築したり、暗号資産(仮想通貨)で知られたプロパティや企業を活用したりして、Sandboxは真のメタバースとなっています。

また、ブロックチェーンの中で「LAND」という概念は非常に理にかなっており、人々にもよく理解されています。Sandboxは、LANDのコンセプトをより具体的に感じられるようになっています。なぜなら、MinecraftやRoblox(ロブロックス)の世界がすでに人々に理解されていて、それらと非常に世界観が似ていると言われているからです。これはWebブラウザからプレイすることができる極めてハイパーカジュアルなゲームプラットフォームです。

わくわくさせるプラットフォーム!

次は、何度か触れている「Quidd」です。Quiddはデジタルトレーディングカードやステッカーのようなコレクターズ・アイテムをコレクションできる世界最大級のマーケットプレイスです。現在、AppStoreとGoogle Playでダウンロードできるアプリです。Quiddには誰もが知っているようなキャラクターや、誰もが好きになるようなブランドのデジタルアイテム(バーチャルアイテム)が集められています。それらアイテムは、あなたがコレクションする価値のあるカードやステッカー、スタンプのようなものです。またはそれらはオブジェクトでもあり、それを集めて、コレクションしたり、中には他のアプリでスタンプとして利用したりできる物もあります。すでにQuiddを利用するユーザーは、コレクションできるデジタルアイテムが世の中にあることを理解しています。それを考えると、こうしたプラットフォームにブロックチェーンのレイヤーを付加することは、すでにデジタルアイテムをコレクションできることを理解している人にとってはこれらの資産に対する価値概念をブロックチェーンによって高めることができることも、すぐに理解できるでしょう。これは、非常にワクワクするプラットフォームであり、すでに実現しています。

次は別の会社の紹介です。繰り返し説明しますが、私たちはウォーカーのように、非常に多様であり、可能な限り多様であるように努めています。それを可能にしている企業のひとつがNWAYです。彼らは従来のAAAと格付けされた空間として、タイトルを構築しています。彼らの「Power Rangers(パワーレンジャー)」というゲームタイトルは、既存のすべてのコンソールでプレイ可能なゲームで、ユーザーはいつでも購入することができます。これは、App Storeのアプリでもあります。それ以上に素晴らしいのは、彼らがAnimoca Brandsのファミリーと繋がっているということです。そして、これまでの知識と豊富な経験を活かして、ブロックチェーン上でゲーム体験を提供できることです。さらに、ブロックチェーンを利用して所有権や資産を別のレイヤーから豊かにすることができることにも紐づいています。

モータースポーツ体験を構

REVV Motoresportは、その名の通り、香港を拠点に活動しています。私たちには4つの主要なパートナーがいます。現在はFormula EとFormula 1というゲームをプレイすることができます。MotoGPは現在、その体験を構築しており、すでにコレクション可能な車のパックの販売を行っています。

Formula Eは、今後数カ月のうちに人々に向けて花開きはじめるマネジメントゲームです。ブロックチェーンによって、eスポーツやアスリートとつながり、それらを我々のエコシステムに取り込むことができます。先日私たちは、Juan Pablo Montoya(ファン・パブロ・モントーヤ)がREVV Motorsportの世界に参加し、普及に協力してくれることを発表しました。そして、彼はインドのレースでヘルメットにアイコンをつけて優勝し、そのレースで好成績を収めました。F1スタイルで実現されたレースゲームは、現在ブラウザの中で、予選の段階からプレイすることができます。

F1® Delta Timeのコアアセットもすべて所有可能です。つまり、これらはすべて所有可能なNFTであり、すべてが理論上のNFTとして存在しているのです。また、F1® Delta Time 2にはトラックやイベントセグメントが存在し、このエコシステムにはコアとなるアセットが存在しています。そして私は今日、本当の意味でのPlay-to-Earnエコシステムが毎日、毎週行われていることを知りました。今週、タイムトライアルに参加すると、10,000REVVを獲得することができます。これまでの賭けのコンセプトやイベントセグメントを所有することで得られる報酬を通じて、1,200万以上のREVVトークンをプレイヤーに提供してきました。

MotoGPは、伝統的なカードの世界を構築し、デジタル空間でできることを強化したコレクターズワールドとしてスタートしました。これは、カードのようなアセットを活用したマネジメントゲームへの第一歩であると同時に、マネジメントタイプのゲーム体験の中で、人々が完全にカスタマイズしてプレイすることを可能にする新しいアセットでもあります。また、私たちはデジタル空間を利用して、実際に手にするものよりも一歩進んだカードを作ることができます。

見た目は、子供たちが持っているようなカードが2次元の世界から飛び出して、3次元のデジタル空間上でできることを最大限に活用できるようにしたものです。REVV Motorsportでは、車、ドライバー、トラック、カード、グッズ、その他のアイテム、トロフィー、ビデオなどのすべてのコレクターズ・アイテムが所有可能な資産となり、自分や他人が作成したオリジナルコンテンツを、ライセンスを取得したモータースポーツのアイコンと一緒に並べることができます。

私たちがコンテンツを作るだけでなく、プレイヤーもコンテンツを作れるようになります。そして、これらのコンテンツはすべて企画されたゲームモード内のマーケットプレイスや、プレイヤーが作成・企画したトーナメントやイベントで存在することができるようになります。REVV Motorsportのための最初のNFTエアドロップは約1週間後に行われます。基本的には、11日の週にFMタイムゲームモードでプレイすることができれば、最初のF1、最初のREVV MotorsportのNFTの1つを獲得することができます。

これはポリゴンNFTで、あるルールに従うとエアドロップされます。この機会を逃しても、まだまだ続くため安心してください。REVV Motorsportでの活動を見逃さないためにも、ソーシャルネットワークで私たちをフォローしてください。まだまだNFTのエアドロップは続き、他にもたくさんのニュースがあります。

私たちが作っているものに興味を持っていただければ幸いです。また、モータースポーツやそのエコシステムの中で私たちが作っているものに期待していただければ幸いです。Sandboxとしてのメタバースに注目しながら、新しいバラエティに富んだモータースポーツNFTをお届けします。ゲーム環境をハイパーカジュアルにする準備は整っているため、私たちが構築しているものをご覧いただき、コレクションをはじめていただければと思います。

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