BOSO TOKYO

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2022年7月15日に開催された「Web3 Conference Tokyo Vol.2」のセッション “「BOSO TOKYO」”をレポートします。

TOM(とむ)氏
BOSO TOKYO -暴走東京- Operation Lead
複数のゲーム会社でゲームのプロデューサーを経験。オンライン麻雀ゲームをプロデュースし日本最大の同時接続者数を達成。その後カプコンに移り、オリジナルIPのブラウザタイトルや、ストリートファイターやモンスターハンターなどのIPを利用したモバイルアプリゲームのプロデュースや運営に携わってきた。メタバースや、NFTの盛り上がりに興味を持っていたこと、元々ゲームを通じて世界における日本発IPの強さを体感していたことから、NFT×メタバース×日本発という組み合わせのプロジェクトの設立に加わる。

TOM氏:はじめまして、BOSO TOKYOのTOMと申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。まずBOSO TOKYOの説明をさせていただきます。BOSO TOKYOは、日本から世界に発信するメタバース時代のアイデンティティブランドをビジョンに掲げたNFTプロジェクトです。

アイデンティティブランドが何かというと、これは少し先の未来をイメージしていて、我々は仕事用のメタバースやプライベート用のメタバースなど、複数のメタバースを行き来するような時代がやってくると思っています。その際、今のままであれば、一つのメタバースから別のメタバースに向かう場合、アカウントを切り替えるとアバターが変わってしまうというように、それぞれのメタバースで別の姿、形になってしまうと思います。それはそれで面白いと思いますが、一方で、デジタルスペース共通の姿、形を求める需要も、メタバースが発展するにつれて必ず増加してくると考えています。

BOSO TOKYO事業説明資料

僕たちは複数のメタバースやデジタルスペースで共通のアイデンティティブランドを立ち上げて、世界の先駆者として強いブランドを作っていきたいと思っています。そして、そのアイデンティティブランドを作るために必要なものとして、二つの要素があると思います。一つが視覚など、ビジュアルとして共通したデザインであること。もう一つが、それぞれのアバターやプロフィール画像、デジタルスペース上のすべての要素の所有者が誰かということがブロックチェーンに刻まれていて証明されていること、つまりNFTであることが非常に重要だと思っています。ですから、BOSO TOKYOはNFTプロジェクトとしています。

そしてメタバースがどんどん普及して、複数の共通のアイデンティティブランドがたくさん求められる時代になった時に、僕たちが先駆者として、業界で世界の注目を集め続けるためには、ブランドをしっかりと作っておくことが重要だと思っています。

BOSO TOKYO事業説明資料2

そのブランドを作るために重要なことが三つあると思います。一つ目がやはりデザイン、アートワークだと思います。デジタルスペースで自分自身ですと言えるようなものを作るためには、優れたデザインでオリジナリティがあって、そして品質が高いことが重要になると思います。ブランドは全てそうだと思いますが、僕たちもそこに関して非常に力を入れています。ここに関しては、ガンダムやスター・ウォーズなどのイラストを手掛ける、日本を代表するイラストレーターである天神さんがデザインをしてくださっていることが、ブランドを作る上で非常に強力なBOSO TOKYOの強みの一つです。

二つ目が、ブランドの世界観をどう作るか、ホルダーにどう思われるかというところを含めた世界観の作り込みに非常に力を入れています。ここに関しては、泡パや、累計200万人超えのオンラインフェス「BLOCK.FESTIVAL」を手掛けているアフロマンスさんが、すべてのブランドビルダーとして、クリエイティブディレクションを監督してくださっているのが二つ目の強みです。

三つ目が、マーケティングです。ブランドとなると、知る人ぞ知るブランドではあまり意味がないと思っています。やはり世界中から認知されたブランドというのが重要だと思うので、今回クリプトやNFTコミュニティにグローバルで非常に影響力を持つメンバーが集まったというのが、僕たちBOSO TOKYOの三つ目の大きな強みです。

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世界観について、暴走族と思われがちですが、大きなテーマでいうと、日本のカルチャーである暴走族とサイバーSFを組み合わせたものをテーマにしています。なぜこのようなテーマになったかというと、そもそも日本の暴走族が何かの束縛から逃れようとして自由とエキサイティングを求めて走る姿が、Web3の文脈でいうところの中央集権から分散型に向かって自由に向かって走るところと似ていると思ったからです。そして、暴走族の方がいうような「天上天下唯我独尊」という言葉がありますが、これは個人が唯一無二であるという考えがあるというところで、そこが僕たちのビジョンと非常に近いことからテーマとして選びました。

以下は既に公開しているデザインです。僕たちBOSO TOKYOのNFTは、最初にプロフィールピクチャとして利用できるようになると思います。プロフィールピクチャとしては最高の品質であり、オリジナリティのあるデザインを目指した結果、こういった形になっています。

BOSO TOKYO事業説明資料4

三つのタイプを族と呼んでいます。族を分けた理由ですが、すべて共通して、このデザインはサイボーグ・アンドロイドをベースにしています。なぜアンドロイドやサイボーグなのかというと、Web3やメタバースの世界は、人種や性別、年齢などありとあらゆる壁が撤廃された場所だろうという想いがあるからです。そのような世界の中の自分として、何が一番良いかと考えたときに、そういった一切の制約のないサイボーグやアンドロイドをベースにするのが一番良いのではないかというところから、ベースをサイボーグにしています。それでもやはり、今の人間っぽい外見にも寄せたい人もいますし、いろいろと組み合わせて完全にマシンにしたい人もいますし、現実世界の動物のような要素を入れたキメラ型のようなものも出てくるだろうということで、この三つの族という形でやっています。

これらのデザインは1万体ありますが、それぞれに対して3Dモデルを制作しています。プロフィール画像と同じデザインで3Dモデルでメタバースにいけるというビジョンを実現するための制作も進めています。そして、1万体はそれぞれ唯一無二のデザインになっています。デジタルスペースにおいて、個人は尊くてかつ唯一無二であるという意味を込めて、僕たちは「電上電下唯我独尊」という言葉で表現しています。

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マーケティングプロモーションに関しては、6月13日にWebやSNSを通じてBOSO TOKYOを初リリースしました。その二週間後に、渋谷の「WOMB」というクラブで700人以上が参加したローンチパーティを実施しました。そして、その日に合わせて渋谷のスクランブル交差点周りのデジタルサイネージのシンクロ配信や、デジタルサイネージトラックを走らせるなど、渋谷のジャックをしまして、さらにその翌週に、Bybitをはじめ、Gate.ioやOVOやMEXCとの提携を発表いたしました。

今は、世界レベルのラッパーやトラックメイカーでTVアニメ呪術廻戦のエンディングにも参加しているAKLO(アクロ)さんや、ビルボードでヒップホップの全米ナンバーワンを取るアルバムにも参加されたトリル・ダイナスティさんたちに楽曲の制作をお願いしています。また、今までやったことを全部組み合わせたブランドプロモーションムービーを制作しています。これらはすべて、東京発の格好いいブランドとしてグローバルに向けて発信するためにやっています。継続的にやることで、BOSO TOKYOとして世界の注目を集めていきたいと思っています。

これは他のNFTプロジェクトとは違う動きになっていると思いますが、BybitやGate.ioやOVOなどの取引所と今回提携した理由は、僕たちのターゲットがNFTのど真ん中の人だけではないということにあります。世界中のWeb3やクリプトのユーザー全般に、BOSO TOKYOというブランドを知ってもらいたいというところから、取引所と手を組んでプロモーションマーケティング活動をやっています。

BOSO TOKYOはNFTプロジェクトになるので、NFTの長期的な価値をきちんと担保するような施策、計画をたくさん用意しています。ホルダーメリットとしては、プロフィールピクチャーが第一にきて、それ以外に、NFTの商用ライセンスなど、デザインのライセンスに関しては無制限で付与し、第二弾のNFTの優先購入権を付与するだけではなく、ステーキングの機能を入れています。僕らは、これをRevvingと呼んでいますが、Revvingした期間に応じてメタバースや3Dモデル関連の各種特典をユーザーに付与するところを開発しています。

また、NFTのコミュニティにも非常に力を入れています。まだ発表前なので詳しくは説明できませんが、BOSO TOKYOのホルダーの方が投票することをトリガーとして、新しい何かが生まれ、その何か生まれたことが、BOSO TOKYOのホルダーに対して、特典やメリットになるような形のコミュニティを作っています。こちらに関しては、近いうちに公開させていただきますので、ぜひご期待いただきたいと思います。

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最後にプロジェクトメンバーですが、現状はほぼ、天神さんとアフロマンさん、大木さん以外は未発表になっていますが、簡単に概要だけ説明させていただきます。

マーケティングに関しては、先ほどの取引所や世界中のKOL(キーオピオニオンリーダー)、世界中のクリプト系の有力な人との強力なコネクションを持ったマーケティングリーダーが入っていて、この人を中心にマーケティングチームを組んでいます。

クリエイティブに関しては、アフロマンさんを中心に非常に有名なアートディレクターや、それぞれ各セクションに非常に有力な方が入ったクリエイティブチームがあります。

コミュニティに関して、過去にWeb3界隈でグローバルに成功したプロジェクトのグローバルコミュニティの経験をしている人が入った形でコミュニティを作っています。

開発に関して、NFTのマーケットプレイスの創業経験やDeFiの創業経験、ブロックチェーン界隈の開発経験がある人がトップに立って、開発のチームを組んでいます。

各セクション、非常にプロフェッショナルな人材が集まったスペシャルチームになっています。このチームでこれから世界に向けて情報を発信していき、世界でブランドを固めていきます。そして未来のメタバースの世界の中で、アイデンティティブランドとしてトップに立ちたいと考えています。すでにWebサイトやTwitter、Discordなどを公開していますので、もしご興味がある方や、応援してくださる方がいらっしゃいましたら、是非とも登録していただきたいと思います。ありがとうございました。

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