HashPortはWeb3の壮大なラボ、前人未到の領域へ飛び込め!

2021年に日本初のIEOを実施し、2022年に入ってからも日本初のPlay-to-EarnゲームのリリースやNFTマーケットプレイスのオープンなどポジティブなニュースでブロックチェーン・暗号資産業界を牽引する株式会社HashPort。今回は代表取締役の吉田 世博氏にお話を伺い、注目の新規事業や今後の展望を聞かせていただきました。

株式会社HashPort / 株式会社HashPalette
代表取締役 吉田 世博(よしだ せいはく)氏
2013年慶應義塾大学法学部卒後、2016年ボストンコンサルティンググループに入社。同社のデジタル事業開発部門であるBCG Digital Venturesにて、東京オフィス最年少のVenture Architect(投資・事業開発担当者)として日本及び中国でのプロジェクトに従事。2018年に株式会社HashPortを創業し、代表取締役に就任。国内の主要暗号資産交換業者にコンサルティング・システムの提供を行う他、IOST、Enjin、Qtum、Tron、Tezos、Ontology、Neoなど多くのプロジェクトの日本展開も支援している。また、日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)理事・ICOIEO部会長、東京大学工学系研究科共同研究員、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート「暗号資産研究プロジェクト」共同研究メンバーを務めている。

新たな価値の顕在化、ブロックチェーンが照らす光とは?

ブロックチェーンによって、Tangible(タンジブル/触れられる)でない価値がTangibleになり、広く流通するようになるということは歴史に残る大きな一歩だと感じています。例えば、あるゲームコミュニティの中に卓越したプレイ技術を持ったAさんがいたとしましょう。Aさんはたくさんの人々にそのゲームを教えて、Aさんを通して多くの人がプレイするようになりました。

Aさんはこのゲームにすごく貢献していますが、開発に関わったりしたわけではないので特に取り分はありません。ただただゲームがすごく得意であるというだけの人という状態で社会的に報われることはないわけです。

もしこれがPlay-to-Earn※1 の世界だったらどうでしょうか?ギルドを始めてギルドオーナーとして収益を上げることができたかもしれないし、ゲームの遊び方のまとめサイトを作ってグラントをもらえたかもしれません。

まずはGameFi※2 の話で例えましたが、私がブロックチェーンに興味を持ち始めた2016年当時話題になっていたパブリックブロックチェーンの世界においても、マイナースキルに大きな価値が付与される素地を垣間見ることができたのです。

※1 Play-to-Earn(プレイトゥアーン/P2E)
オンラインゲームで遊ぶことで稼ぐという考え方。ブロックチェーンゲームで報酬として暗号資産やNFTを用いることで、プレイヤーに経済的なインセンティブが与えられる。

※2 GameFi(ゲームファイ)
ゲーム(Game)と金融(Finance)を融合した造語。プレイヤーに金銭的リターンを与えるPlay-to-Earnのブロックチェーンゲームを指す。

より多くの人が活躍できる世の中へ

ブロックチェーンは、新しい働き方を提示しようとしています。コミュニティに貢献しているけれど今まで経済的に報われなかった人たちに、ブロックチェーンを通して光が当たるようになるのです。ブロックチェーンを通してより”お金”が滑らかに流れることが、今光が当たっていない価値を顕在化させ、金融包摂※3 が実現可能な社会になるのではと強く信じています。

これからはマイナーなスキルであったとしてもコミュニティの中で正しく評価され、より多くの人が活躍の場を得ることができるようになることを期待しています

※3 金融包摂(きんゆうほうせつ)
居住地域や経済状況などに関わらず、誰もが金融サービスを利用でき、その恩恵を受けられること。

HashPortは新規事業の実験室

HashPortを一言で例えるなら「壮大なラボ(実験室)」ですね。多数の新規事業が常に動いており、新しいことに挑戦し続けている様子はまさに実験室です。そのため、一人一人が複数の新規事業の立ち上げに関われるのがHashPortで働く面白さだと考えています。

そもそも、プロダクトを作るフェーズに立ち会える機会自体が稀ではないでしょうか?普通の事業会社ではゼロからのプロダクト作りは数年に一度、もしかすると数十年に一度経験するくらいのものです。それを日常的にやるわけですから、当然新しいWeb3プロダクトを立ち上げて軌道に乗せるということにおいて圧倒的に経験値をつけることができます。

HashPortに入社すると、すでに経験を持っている先輩と共に、ある程度大きな案件に設計段階から関わり、2-3人の小さなチームで新しい案件をスタートさせていきます。小さなチームから始まった案件が大きく成長する経験を重ねて、Web3のプロダクトをどのように組み立ててグロースさせるかに関する知見が溜まってくると、今度は責任者として新しい案件に携わり、また頭を絞ってゼロからプロダクトを作っていくわけです。

HashPortグループ3社がそれぞれに目指す道とは?

HashPortグループは「全ての資産をデジタル化する」というミッションを掲げており、、日本のブロックチェーンビジネスの地平を広げることが、我々の役割だと考えています。常にフロンティアな領域に進み出て、そこで本当にビジネスが成り立つか自らリスクをとって実験をする会社でありたいのです。

HashPortグループは現在、株式会社HashPort・株式会社HashPalette・株式会社HashBankの3社で構成されており、我々のミッションへ向けて、各事業子会社がそれぞれのアプローチでそれぞれの地平を広げるべく進んでいます。

IEOに注力するHashPort

HashPortでは創業以来、暗号資産の国内の新規取扱の支援を行っており、近年国内上場した暗号資産のほとんどに携わっています。また、2021年7年に後述のHashPaletteの日本初のIEOの実施をリードし、6分で目標の9.3億円突破、応募総額は224億円に達するという結果を残すことができました。

現在は日本初のIEOをリードした知見を活かして、IEOのコンサルティング業務に特に注力しており、日本発の暗号資産をどれだけ増やせるかという挑戦を続けています。日本のIEOはそもそも再現性のある成功が担保できるのか?という実験を今まさに行っているところですね。

NFTプラットフォームとして成長中のHashPalette

NFT特化ブロックチェーン「Palette Chain(パレットチェーン)」、日本初のIEOを実施したPaletteのガバナンストークン「PLT(ピーエルティー)」、国内最大級のNFTマーケットプレイス「PLT Place(ピーエルティープレイス)」、有名ゲームIPのNFT化権を続々獲得し急成長中の「HashGames(ハッシュゲームズ)」など、多くのNFT関連サービスを提供するHashPaletteでは、株式会社ニューズピックスにて執行役員VPoEを務めていた林が取締役CTOとしてプロダクト開発の中心となり、誰もがNFTに触れられるUXの実現に向けて取り組んでいます。

グローバルでは、GameFi領域やジェネラティブアート※4 の領域の成長が著しいですが、日本国内でマーケットを構築することは可能なのか?というのが、HashPaletteが現在実験している大きなテーマです。

※4 ジェネラティブアート(Generative Art)
ジェネレーティブアートとも呼ばれる。コンピュータソフトウェアのアルゴリズムを用いて生成される芸術作品。

新たな金融インフラの創出を目指すHashBank

暗号資産交換業者向けの暗号資産ウォレット「Fressets Wallet(フレセッツウォレット)」などの暗号資産の保管・決済基盤を提供するHashBankは、2022年4月に新設分割により設立されました。みずほ銀行の決済サービス「J-Coin Pay」の事業開発責任者や、Googleに買収された決済サービス「pring」の取締役、株式会社ディーカレットでのデジタル通貨事業の立ち上げなどを手がけた辻が代表を務めており、次の金融インフラの創出に向けて準備を進めています。

ステーブルコインやデジタルアセットカストディをはじめとする暗号資産 x 伝統金融の領域は、日本ではまだ世界標準まで十分に成長しきれておらず、この領域の地平をどこまで広げられるかという実験に取り組んでいるところです。

今後もし新しいテーマが出てきた場合は、日本においてそれが実現可能なのかを我々が先陣を切って実験していく方針です。

PLT Placeで日本のNFT体験が変わる

前述のHashPaletteにおいて、今年4月にNFTマーケットプレイス「PLT Place(ピーエルティープレイス)」をオープンしました。

簡略化されたECと同じUX

日本在住の方がSTEPN※5 をプレイする場合を考えてみてください。まず日本円を取引所でビットコインやイーサリアムに変えますね。それを海外の取引所へ送り、SOL※6 に変えます。これでやっとスニーカー購入の準備が整いました。もちろん、購入のための送金にはガス代(手数料)が必要です。

スニーカーを売却して利益を得ようというときはこれと真逆のステップが必要となり、ユーザーはさらに何段階もの手順を踏むことになります。当然その間のガス代も払った上でです。

PLT Placeでは、まるでECサイトでネットショッピングをするかのような感覚で、NFTに触れる体験を提供しています。日本円しか持っていなくてもすぐNFTが購入でき、二次取引を通じてNFTを日本円に戻すこともできるのです。また、ガス代が無料であるということもPLT Placeを利用する大きなメリットですね。

PLT Placeは、HashPaletteが提供する独自のコンソーシアムブロックチェーン「Palette」を使用しています。上記で述べた質の高いユーザー体験やガス代無料といったメリットはPaletteが持つ特長を活かすことで実現しました。パレットチェーンの優れたユーザビリティのショウケースにPLT Placeがなればと考えています。

※5 STEPN(ステップン)
Solana(ソラナ)ブロックチェーン上に作成されたNFTゲーム。SolanaのネイティブトークンであるSOL(ソル)を用いてスニーカーと呼ばれるNFTを入手し、歩いたり走ったりすることでスニーカーをレベルアップさせる。レベルアップして価値の上がったスニーカーを売却し、利益を得ることもできる。

※6 SOL(ソル)
Solana(ソラナ)ブロックチェーンのネイティブトークン。Solanaは2020年3月にリリースされたブロックチェーンプラットフォームで、高速でのトランザクション処理、低い手数料を実現し、上記のSTEPNをはじめ多数のプロジェクトで採用されている。

若い世代にもNFTに触れる機会を

PLT Placeではクレジットカード決済、PLT決済に対応しており、今後キャリア決済にも対応していく予定です。

キャリア決済の導入の目的は、NFTのエコシステムに参画する人を増やすことです。決済方法をクレジットカードと暗号資産に限定してしまうと、基本的に18歳未満の方の購入ができません。キャリア決済なら18歳以下でも使用することができ、若い世代もNFTが買えるようになります。

これは、NFTという商品の裾野を広げるチャレンジでもあるのです。今後は日本を代表する大手プラットフォーマーとの提携も進め、日本のインフラになるような基盤にしていきたいと考えています。

HashPort流、成功の鍵とは?

ブロックチェーンや暗号資産は新しい分野であり、関連ビジネスはたくさんの壁にぶつかります。その中でも事業を成功させていく鍵は、王道を行くこと、人と事を分けて考え客観性を持つこと、失敗から学ぶ学ぶことではないでしょうか。

結局は王道を行くのが一番の近道

HashPortでは、2021年に日本初のIEOを実施しました。実際、海外でトークン発行し、条文上違法ではあるが実際に罰せられる事例は少ない日本の資金決済法のグレーゾーンを突いて海外からマーケティングすることもできるし、むしろその方が資本効率は良かったのかもしれませんね。ですが、正々堂々と王道を行くというのが我々の大きなテーマです。

そして、王道を歩む中で出てくるつまずきや障害を迂回するのではなく、正面からぶつかって解決するのが実は1番の近道です。難しいチャレンジを成功させたこと自体が大きな参入障壁となり、より力強く持続的にビジネスを発展させることができるのです。

「人」と「事」は同一視しない客観性を持つ

「人と事を分けよ!」というのを日頃からよく言っています。その人がどんなに嫌いでも、言っていることが正しければ、その意見は尊重すべきです。、好きな人に従うのではなく、正しいことを言っている人に従うべきです。HashPortでは、人と事を同一視しない客観性が複雑で困難な問題に挑戦するうえで重要だと考えております。

失敗から真摯に学び成長する

失敗に関しても、失敗した人と事を同一視しないことが極めて重要だと思います。反省会は、なぜ失敗したかという貴重な学びをシェアする場であるべきで、個人攻撃の場であってはならないからです。そうすることでみんなが失敗に対して率直にフィードバックできるようになります。

新しいことに挑戦していく以上必ず失敗をすることはあります。その失敗により、お客様、関係者、チームに迷惑をかけることもあると思います。その際に、いかに真剣に誠実に失敗と向き合い、それを糧に学習・成長出来るかが重要だと考えております。

HashPortで働く

現在HashPortでは、正社員・業務委託含め70名程度のメンバーが働いています。事業規模も急拡大しているので、この人数をこれからの12ヶ月で1.5倍にしたいと考えています。私たちは3つの行動指針を掲げており、これらと合致する方と一緒に働きたいです。

Be a Professional(プロフェッショナルであれ)

「スタートアップだから」「Web3企業だから」と甘える気持ちを捨て、全員がプロとしてGoal Oriented(目的志向)で考え、全ての案件で必ず前人未到の結果を出す。そして事業の遂行には、高い法令遵守意識を持って取り組む。この強い覚悟がHashPortで働く上で必須です。いくらブロックチェーンに詳しくても、そもそもプロフェッショナルを目指していない方はカルチャーフィットしません。

Be a Challenger(挑戦者たれ)

HashPortは、常に新しい課題にチャレンジし、前人未到の結果を出すことにこだわりを持っている組織です。それはつまり、答えのない挑戦を永遠に続けていくことに他なりません。我々は、答えは誰かから与えられるのではなく自分で作っていくものだと信じています。誰も教えてくれないから、そこについては知識がないからといった他責思考だと、フィットしづらいでしょう。その一方で、Web3領域のチャレンジを仮説思考で主体的に行っていきたいと思っている人にとっては、非常にやりがいのある職場です。

Be Nice Alice and Bob(いいアリスとボブであれ)

暗号学の世界では、AさんとBさんのことを、AliceとBobと表現することがよくあります。そもそもHashPortが、個人事業主の集まりやDAOでなく会社組織としてやっている理由は、互いにリスペクトし合って高め合うWeb3のプロフェッショナルが集まる精鋭集団を作りたいからです。

一緒に仕事をしたいと心から思える仲間が集まって知見が蓄積され、自然とコラボレーションが生まれる場でなければ、そもそも会社組織にする意味はありません。一人一人がイノベーションの触媒の役割を果たせるよう、みんないいAliceとBobであってほしいですね。

この時代にDAOではなく会社員を選ぶ理由

HashPortは事業も人員も急拡大しているので、年齢や経験に関係なく大きなチャンスがあります。結果を出した人がどんどん昇進する、極めて信賞必罰な組織と言えるでしょう。20代後半でも多くのメンバーをマネジメントする部長職を務める人が複数います。中には入社半年ほどで部長に抜擢された人もいますよ。

HashPortグループは現在3社ですが、今後事業が成長し更なる細胞分裂を起こしていく際、今入社してきてくれているメンバーがその子会社の社長やCTOとして飛躍していってくれることが私の願いです。今後さらに社員が活躍できる環境を整えていきたいし、そんな野心を持った人にどんどん入ってきてほしいと思っています。

今のような時期に入社して大きな成功のタイミングまで一緒に諦めずについてきてくれた人には、経済的にも報われてほしいと率直に思います。会社に所属しなくても幸せになれるWeb3時代に働きたいと思える会社を作っていくことが目標です。

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