日本のメタバース技術・文化を支える業界団体とは？

一般社団法人日本メタバース協会や一般社団法人Metaverse Japanを始め、メタバース技術の普及・発展を目指して設立された、国内における代表的なメタバース関連業界団体をご紹介します。（設立日順）

NPO法人バーチャルライツ (VRSNC)

NPO法人バーチャルライツ(VRSNC)は、バーチャルリアリティ空間における表現の自由とプライバシー保護の擁護を図るとともにバーチャルリアリティ文化の発展を図り、互いの個性と人格を尊重しあえるインターネット空間の実現に寄与することを目的とした千葉県認証の特定非営利活動法人です。

VR・メタバース文化の振興を推進するために政策研究事業、文化振興事業、調査事業、政策提言事業などを実施しています。また、SDGsの国内実施を促進し、より一層の地方創生につなげることを目的広範なステークホルダーとのパートナーシップを深める官民連携の場として内閣府が設置した「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」に新設されたメタバース分科会の分科会長に任命されました。

一般社団法人Metaverse Japan（MVJ）

一般社団法人Metaverse Japan（MVJ）は、「Metaverse」と「Web3」という新しい概念がどんどん普及していく時代で、日本が持つIPやアーティストのクリエイティビティや新しい起業家の持つ力がグローバルのマーケットやユーザーコミュニティで輝けるようにサポートすることを目的として設立されました。業界や企業の垣根を越えて最先端の情報や世界観を広く共有するハブとなることで、メタバースという新しい概念を議論していく礎となることを目指しています。

当協会では、事例の勉強やディスカッションをする場として、月に一度国内外のメタバース・NFT・Web3業界の有識者を招き、定例会を開催しています。また、メタバースライフ・Web3メタバース・実空間メタバースの3種類のワーキンググループを立ち上げ、定期的な会員間のコミュ二ケーションと学びの場を提供しています。

一般社団法人メタバース推進協議会

一般社団法人メタバース推進協議会は、メタバース空間内での生活文化・コミュニティの形成、ビジネスの普及・促進のためのルールメイク（ガイドライン整備、ルールメイキング戦略、標準化）を目的として設立しました。日本が先導して世界に発信できるように世界動向を踏まえた国内メタバース空間と人・企業の関わり方を研究し、メタバース空間を活用した生活文化形成や伝承の在り方、ビジネス、デジタル通貨、デジタル資産、NFT、法律の在り方に関して等の研究成果を勉強会、講演会やセミナー、イベントによる企画、運営を行い、広報、啓発活動や政策提言を行っていきます。

当協会は、月に一度業界を問わず様々な企業と国内外の有識者を交えて、日本国内におけるメタバース空間での人と空間の繋がり、コミュニティ形成や生活文化・ビジネスの在り方などについて検討及び政策提言をする会合・意見交換会を設けています。また、業界・地域・技術領域といった個別テーマを設定してプロジェクトを組成し、会員間でのコミュニケーション、意見交換ができる分科会を提供しています。さらに、メタバースの利用促進と空間内での生活文化の形成、ビジネスによるメタバースの浸透を目的として、メタバースに関する勉強会や講演会などのイベントを実施しています。

一般社団法人日本デジタル空間経済連盟（JDSEF）

一般社団法人日本デジタル空間経済連盟（JDSEF）は、業界横断の総合経済団体として、デジタル空間における経済活動を活性化し、日本経済の健全な発展と豊かな国民生活の実現に寄与することを目的として設立されました。

当協会では、デジタル空間の経済発展が日本の経済発展に資するように、経済発展に向けた課題やニーズなど事業者の意見を集約し、政策提言や報告書の提出、政府・国内外の行政団体との対話、デジタル空間に関わる総合的な情報発信を行っています。

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