加速する事業と変わらないカルチャー。SBIグループ入りしたビットポイントジャパンの今をCTOに聞いてみた!

2023年4月、日本有数の金融グループであるSBIグループの完全子会社となった株式会社ビットポイントジャパン。SBIグループ入りして変わったこと・変わらないこと、そして会社のカルチャーについて、CTO兼システム部管掌役員の中田氏にお話をお伺いしました。

中田 健氏 
2020年にビットポイントジャパンに参画。暗号資産取引所システムの開発全般に携わる。2022年4月からCTO兼システム部管掌役員に着任。

暗号資産とブロックチェーンとの出会い

暗号資産取引所「BITPOINT」を運営する会社のCTO兼システム部管掌役員として、普段は開発の推進や管理業務、エンジニアの採用やメンバーの評価・1on1などラインマネジメントを行っています。

私はもともとSIerや事業会社でシステムの企画や要件定義から開発まで幅広く携わっていました。業種も様々で金融系からECや決済系のシステム開発に携わっていました。

ブロックチェーンや暗号資産関係の仕事に携わりたいと思ったのはブロックチェーンに触れ、分散されたシステムに非常に興味を持ったことがきっかけになります。前職で暗号資産交換業者に転職し、ブロックチェーンを活用して様々なユースケースを提供している暗号資産取引システムに携わりました。

これまで経験してきた分野とは異なりますが、ブロックチェーンや暗号資産をもっと広めたいという思いがあったので、転職するときは不安よりもやりたいという気持ちのほうが強かったです。

ビットポイントジャパンの特徴

我々は暗号資産取引所として、お客様にとって「安心・安全であること」と「お客様のニーズに沿ったサービスを提供すること」の両立を常に考えています。現在は暗号資産を持っているだけで増えていくステーキングサービスや既存サービスの質の向上に注力しています。弊社は経営と現場が非常に近く、話しやすいので、物事を決めるまでの意思決定が早いところも特徴と思っています。

SBIグループに入っても変わらないカルチャー

弊社は2023年4月からSBIグループの完全子会社となりました。弊社のカルチャーとして「お客様のためになることを積極的にやっていく」ところがありますが、SBIグループに入ってもカルチャーギャップを感じるところはなかったです。SBIグループが掲げる「顧客中心主義」という企業哲学と相通じるからだと思っています。

事業を推進していく意思決定のスピードも全く変わっていません。SBIグループは我々のカルチャーを理解していただいており、我々のもともとの良さをいかしながら、さまざま面で力を貸していただいています。

SBIグループからの力強いサポート

SBIグループに入り、たくさんの面でよかったと思っています。

たとえばですが人財面でサポートいただき弊社の体制が強化でき、これからさらに事業を拡大し、新規事業に取り組める素地ができました。

暗号資産取引所としてセキュリティやAML/CFTをより高度化させるために、証券や銀行で培われたSBIグループの持つ知見を共有いただいており、積極的に活用しています。

SBIグループの力強いサポートによって我々の事業の安定性に繋がるとともに、SBIグループの信用力により、お客様への信頼感も強化されていることをとても感じることができています。

ビットポイントジャパンらしいサービスの開発

ビットポイントジャパンは自社でサービスを作っていく会社です。今後も暗号資産取引所としてお客様のニーズを見極めて、お客様に求められる会社として新しいサービスの開発や暗号資産の新規上場に取り組んでいきます。この業界は日進月歩で技術や新しいサービスが作られていきますので、我々としても常にアンテナをはってすぐに対応できるような取引所にしていきたいです。

一方で今後会社を成長させていくためWeb3やステーブルコインといったようなことにも取り組みも進めていきたいと思っています。暗号資産やブロックチェーンを絡めた面白いサービスを作っていけないかというのを社内でも企画中です。

多様なメンバーがいても一体感のあるチーム

さまざまなバックグラウンドの方に入社していただいていますので、暗号資産やブロックチェーンに興味がないと入社できないということは全くありません。銀行から転職された方、DXやAIのシステム構築をされていた方など暗号資産に全く関わりがなく入社された方がほとんどで、本当に色々なバックグラウンドのメンバーがいるなといった印象です。年齢層も20代から60代と幅広いです。

会社の雰囲気としては、オフィスでは社長や役員の席も近いですし、話しやすい雰囲気がありますので、縦や横の連携が非常に密で一体感があります。それもあってか、ざっくばらんと会話しています。

ビットポイントジャパンが求める人物像

暗号資産やブロックチェーンに関する知識や経験はあるに越したことはないとは思いますが、それらは入社後にキャッチアップが可能です。ただ、これまでしっかりとやってこられた経験がある方はビットポイントジャパンにマッチしやすいと思っています。何かにしっかりコミットしてやってきたことがあれば、その経験を活かして弊社で様々なチャレンジをしていただけると思います。

弊社は多様なバックグラウンドのメンバーがいる環境ですので、お互いリスペクトしあい、相手の意見や主張を理解しながら、こうしようと決めて進めています。弊社に入社され活躍された方をみますと柔軟な思考があり、チームで取り組める方が定着しているというのを感じます。

暗号資産取引所システムの面白さと難しさ

システム部でも絶賛エンジニアの方を募集しています。事業会社としてサービス開発に携われますし、お客様にサービスを提供することでダイレクトにお客様から反応がえられる面白さがあります。何か新しいサービスを提供したり、既存サービスを改善すると目に見えるかたちで、お客様からフィードバックがありますので、それをもとにさらにお客様によりよいサービスを考え、開発をしていっています。

加えて、エンジニアとしてはブロックチェーンや暗号資産をベースとした新しい技術やサービスに触れたり、取り組めたりするところも面白いです。金融系システムはとかくレガシーなシステムとみられがちですが、全くそんなことはなく新しい技術についても検証し、取り入れています。システム的にキャッチアップしやすい環境だと思います。

難しいところは、積極的にサービスを開発しつつも、システムとして信頼性や可用性、安全性などを確保することです。これらについてはゴールがなく経営から現場まで常に改善を続けています。

システム部は一人一人のエンジニアの方がやりたいことは何でも取り組める環境です。いわゆる上流しかやらないとか、下流しかやらないといったことは全くなく、その方の強みを活かし、やりたいと思えるポジションを用意できると思います。

転職を考えている方へのメッセージ

暗号資産業界を不安に思われる方は多いと思いますが、日本の暗号資産業界は実は法令やシステムを含めて世界的に最先端の状態にあります。足元もしっかりしていますので、安心してください。

あらためてですが、我々の強みは一体感があって仕事が進められるところだと思っています。田代社長はフラットに誰とでも話しますので会社の文化としてオープンなコミュニケーションが根付いていると感じています。勤務中も雑談をしながらお互いをサポートし、常に新しいことにチャレンジしていますので、安心して働ける職場だと思っています。

様々なポジションがありますので、面接を通じて「応募者の強みややりたいこと」と「我々の方向性」をすり合わせさせていただければと考えています。もちろん、固定的ではなく入社後も定期的な面談を通じてよりご活躍いただけるようにしていきますので、一緒に会社の成長に携わっていただきたく、ご応募いただければと思っています!

株式会社ビットポイントジャパンの求人情報

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