株式会社セレス リーダー
株式会社マーキュリーCTO
山本智世氏
「株式会社セレス、株式会社マーキュリーの山本です。よろしくお願いします。会社の説明の前にまず自己紹介をしたいと思います。山本智世と申します。漢字の『世（や）』の字が若い時からよく間違われます（笑）。言語は日本語と英語を少し、そしてJavaを使っています。職歴としては、情報工学科を卒業した後に研究所様の受託管理をメインにするような会社にいました。その後個人事業主をやっていて、英語の勉強をしたりして、弊社・株式会社セレスに入社しました。今は仮想通貨事業をやっています」
O2O戦略を仮想通貨で強化していく
「株式会社セレスと株式会社マーキュリーについて説明します。セレスはモバイルサービス事業とファイナンシャルサービス事業をやっております。モバイルサービス事業はモッピーやお財布.comですね。ファイナンシャルサービスでマーキュリーをやっています。ポイント系メディアもありますが、今日のテーマは仮想通貨なので割愛させていただきます。仮想通貨に関連するものとしては、O2O事業を進めていこうとしています。O2O戦略としてどういうものを見ているかというと、トークンエコノミーに会社としては注目しています。ポイントメディアを持っていて、そこから入り、仮想通貨、電子マネーというところを持っています。そしてモッピー、モバトク、お財布.comがポイント系メディアで、マーキュリーが仮想通貨周りですね」
「先ほどから会社名が2社出てきていますね。セレスで仮想通貨関連の事業をやっていますが、仮想通貨取引所も始めるために100%子会社のマーキュリーを設立して、仮想通貨交換業者として金融庁に登録申請をしているところです。今回お見せしているスライドはセレスのHPのワイヤーのところに説明資料として絶賛発表中です。詳細を知りたい方はそちらもぜひご覧ください。セレス、マーキュリーとして行っているのがマイニングですね、プレスリリースを打たせていただいたんですけれども、NEMのスーパーノードだったりします。マイニングだけではなく、取引所も今後進めていく予定です」
投資もサービス展開も積極的に
「投資についても結構早くからやっておりまして、ビットバンクさんと関連会社という形で取り引きさせていただいていますし、コインチェックさん、bitFlyerさんにも出資をさせていただいております。今日のイベントでも、先ほどいらっしゃったFressetsさん、シビラさんにも出資させていただいています」
「弊社のサービスとしてCoinTipをやっています。CoinTipはTwitterでビットコインを送金できるサービスです。送料無料です。実際にはCoinTipにコインでチャージしていただいて、ツイートしていただくと、Twitterのアカウントから繋がってビットコインを送金できます。Sobitというサービスもあります。日本だと馴染みが薄いかもしれないですが、海外旅行に行ったことがある方だと馴染みがあるかもしれません。プリペイド携帯のチャージですね。sobitのサイトにプリペイド型携帯電話の番号と金額を入力すると送金できます」
「まず最初にポイントメディア、次にコンテンツメディア事業を作りました。さらに、O2O事業として仮想通貨周りのところでさらに展開できればなと考えています。会社の設立は平成17年で、現在の所在地は用賀です。ちょっと前までは表参道にずっといました。用賀に移ったのはオフィスが手狭になったからです。社員数は100人少しです。事業としてはモバイルメディア事業とファイナンシャルサービス事業という2本立てです」
セレスの求める人材像
「会社が求める人物像をお話しします。仮想通貨の話では、仮想通貨取引所の事業を始めようとしている段階ですので、こちらにご協力いただける方。それとマイニング事業ですね、既存のサービスとしてCoinTipもあります。人物像ですが、まず仮想通貨に興味のある方。非エンジニアですと、コンテンツサイトを持っているのでそちらのライターさんなど幅広く募集しています。エンジニアの求める人物像としては、ソフトエンジニアの素養がある方で、日本語とプログラミング言語を使える方。ただ、どうしても仮想通貨周りの情報取得は英語ベースになるので、英語嫌いではない人という形で募集しています。現時点ですごい英語ができる必要はありませんが、嫌いまでいってしまうと難しいと思います。そういった条件で募集しています。現在、マーキュリー自体のホームページは存在しません。セレスのホームページから全部の情報にアプローチできますので、そちらからご応募いただければと思います」
質疑応答
―出資をされていますが、投資するのは円ですか？仮想通貨ですか？
「基本的には株での投資ですが、ICOのところにはICOで、仮想通貨で投資というのもあります」
―ブロックチェーンのコアな部分のソフトウェア開発が得意な会社と聞きましたが、そういう教育を社内でされていますか？
「ブロックチェーンの社内教育でいいますと、非エンジニアの方には書籍購入や勉強会に行くという形でやっています。エンジニアは基本的に自分で勉強してくださいという感じですね。私も勉強会に参加しているので、興味のある人は一緒に行きます」