NFT×暗号資産でエンタメ業界に新しい経済圏を!日本のNFT先駆者coinbookとは?

日本で初めてアイドルトレーディングカードをNFT化したNFTトレカを販売し、NFTが大きく注目される前から活動を続けてきた株式会社coinbook。NFTへの期待が高まる中、同社は今後どのような挑戦を行っていくのでしょうか?代表取締役の奥秋氏にお話を伺いました。

奥秋 淳(おくあきじゅん)氏
株式会社coinbook 代表取締役
1996年大学卒業後、国内大手銀行に入行。金融機関、経営コンサルティングファームにて様々な業種のクライアント支援・融資業務等に携わり、2018年11月株式会社coinbookに参画、代表取締役を務める。

なぜこれが200万円?初めは理解できなかった暗号資産の価値

私は、coinbookに参画する前は銀行に勤めており、企業への融資などに携わっていました。2017年後半、ビットコインが大きな話題になりましたね。価格が一気に上昇し200万円を突破、その後暴落する様を目の当たりにし、驚いていました。

当時は、なぜこんな国家の裏付けもないよくわからないものに200万円などという金額がつくのか不思議でなりませんでした。伝統的な金融機関である銀行でずっと働いてきた私には、ビットコインの価値が全く理解できなかったのです。

今はある程度の値段になっていても、最終的には無価値になるのでは?といった懐疑的な見方をしつつも、どんな人たちがどういう目的で買うのだろうかという素朴な疑問から、少しずつ注目し始めたというのが、私と暗号資産(仮想通貨)の最初の出会いです。

暗号資産はビジネスチャンスだ

coinbookはブロックチェーン×エンターテイメントをテーマに2018年5月に創業されました。エンターテイメント業界に強いコネクションを持つ創業メンバーに加え、金融業界の知見を持った人物やシステムやテクノロジーに長けた人物など各方面の専門家が集まり会社を作り上げていったのです。

私もその時に声をかけていただき、2018年の11月にcoinbookへ参画しました。参入障壁の高い業界だとは感じていましたが、迷わず飛び込みました。その理由は、彼らとならなんでもできそうだ!と思えるメンバー達だったからです。このチームでならエンタメ業界で新しい価値基準を作っていける、そう確信しました。

coinbookに入りまず始めにやったことは、暗号資産交換業の登録を取るための基盤を整えることでした。暗号資産に関する法令の情報収集を行ったり、仲間達と議論したりする中で、私の暗号資産やブロックチェーンに対する考えは大きく変わりました。

暗号資産は、全く意味不明なものではなかったのです。ルールに基づいて監視を行う仕組みや改ざんを防ぐ仕組み、これまでの全ての履歴がいつでも誰でも見られるなど、多くの裏付けに基づいたものであることを知りました。そして、これをうまく活用すれば新しいビジネスチャンスにつながるという期待が大きく膨らんでいきました。

coinbookが手がけるサービス

coinbookは、2020年10月よりNFT関連のサービスを本格的に立ち上げ、SKE48のトレーディングカードを中心に「NFTトレカ」の販売を行ってきました。その後、コインチェック、HashPaletteとも提携し、基盤をより強固にするべく活動しています。

また、2021年4月に暗号資産交換業の登録を完了し、同年11月からは顧客の募集を開始しています。2022年春頃に交換所をスタートさせるべく、現在準備を進めているところです。

coinbookの強みとは?

新しい技術は期待も大きいですが、抱えるリスクも多いというのが現実です。coinbookが取り扱うNFTで言えば、マネーロンダリングの温床となるのではという危惧や今ついている金額の正当性はどうなのかといった部分ですね。

そんな中で、金融庁の管轄の下に暗号資産交換業者として正式な登録を持った上でNFTを取り扱っている点は、coinbookの大きな強みだと考えています。この守りの強さを活かして、NFT関連企業の中でcoinbookがハブの役割を果たしていくというのも一つのやり方だと考えています。

また、coinbookの強みとして外せないのはなんといっても「人材」です。NFTプラットフォームにとって重要なポイントの一つとして、どれだけ魅力的なコンテンツを揃えられるかというところがあります。この点、coinbookにはSKE48という人気アイドルグループのコンテンツがあるというのは強いですね。これができたのも、社内にエンタメ業界に太いパイプを持つメンバーを有しているからこそです。

暗号資産やNFTは資産の一つなので、利用者の方々が安心して使うには金融のノウハウが必須です。ただの投機商品になってしまっては、永続性もありません。

coinbookにはテクノロジー、金融、エンターテイメントといったそれぞれの分野の専門家が揃っています。お客様の資産となりうる商品を、それぞれの頭脳を持ち寄って形にしていけるチームだと考えています。

NFTの盛り上がりと期待感

2021年3月、BeepleことMike Winkelmann氏のNFT化されたデジタルアートが、オークションハウスのクリスティーズにて約75億円で落札されました。デジタルアートは一度オンライン上に公開されれば誰でも見ることができコピーも容易であることから、これまでなかなか価値が出づらいものでした。それにこのような金額がついたのですから驚きです。しかも、クリスティーズという伝統あるオークションハウスがNFTを取り扱ったということも衝撃でした。

このことを皮切りに、CryptoKitties※1やCryptoPunks※2とはまた違った、また新しい世界観が出来上がってきたような気がします。その後さまざまなものがNFT化され高値で取引されるようになり、ますますNFTへの注目が高まっていますね。

coinbookが提供しているNFTトレカは、1枚200円と非常に手頃な価格設定となっています。高額な商品が話題に挙がりがちではありますが、まずはお客様に実際に触れていただくということが重要です。認知度アップやNFTを広く普及させるお手伝いができればと思っています。

※1CryptoKitties(クリプトキティー)
Dapper Labsが2017年にリリースした、育成・収集型ゲーム。猫を売買、交配して自分オリジナルの猫を集めて遊ぶ。使用ブロックチェーンはイーサリアム。

※2CryptoPunks(クリプトパンク)
Larva Labが2017年にリリースした、デジタルキャラクター画像から構成されるNFTアートシリーズで、異なるデザインが10,000個存在する。使用ブロックチェーンはイーサリアム。

企業からの注目も高まるNFT

日本において、アイドルの分野でNFTを発行したのはcoinbookが初めてでした。ちょうど発行し始めたのが、NBA Top Shot※3が発売されたのと同じくらいの時期で、当時日本ではNFTはまだあまり知られていませんでしたね。

最初はやはり胡散臭い目で見られがちで、なかなか受け入れてもらえないこともありましたが、デジタル資産に新しい価値をというテーマで地道に活動を続けてきました。

先駆的にNFTを取り扱ってきたこともあり、今ではさまざまな企業様からお声がけをいただくようになりました。ご相談内容としては、イベントに絡めてNFTを配布したいといったものや、今扱っているデジタルコンテンツをNFT化できないかといったものが多いです。

※3NBA Top Shot(エヌビーエー トップショット)
Dapper Labsにより2020年10月にローンチされた、プロバスケットボールリーグNBA公認のトレーディングカードゲーム。NBAプレイヤーたちの名プレーをテーマにしたNFTをコレクションする。使用ブロックチェーンはFlow。

これからのcoinbook

前述の通り、2022年に暗号資産交換所をスタートさせる予定です。純粋な暗号資産交換サービスだけでライバル企業と戦っていくのではなく、coinbookならではの尖ったサービスを提供し、他社と一味違った色を出していきたいと考えています。

NFTトレカの方は、Solana※4を使ったプラットフォームを作成中で、2022年2月にローンチ予定です。これにより、ガス代(手数料)やデータ量などいくつかの問題が解決され、より体制が整ってきます。

現在のNFTトレカは、既存のトレーディングカードの代替のような意味合いが大きいですが、将来的にはNFTならではの機能を付帯して提供できる形を実装していきたいです。

※4Solana(ソラナ)
2020年3月にリリースされたブロックチェーンプラットフォーム。高速でのトランザクション処理、低い手数料を実現し、多数のプロジェクトで採用されている。

NFT×エンタメ、NFT×暗号資産で何ができる?

例えば、売れない時代を経て大人気になったアイドルグループがいたとします。売れていない時代からずっと応援してくれているファンというのは、このアイドルグループ自身にとっても強い想いがあるわけですよね。

ファンクラブの会員証をNFT化すると、ブロックチェーン上の履歴を用いて、私がファンクラブ001番だということを簡単に示すことができます。もちろん、改ざん不可能なので本物であるという証明付きです。偽物、コピーが出回りやすい業界でもあるので、そういった部分でもブロックチェーン技術の特性が活かせるでしょう。

コンテンツにおいても、芸能関係にとどまらずアニメや漫画といった分野でも横展開していきたいです。

また、coinbookは暗号資産交換業のライセンスも持っているので、そことNFTの絡みでできることもあると考えています。例えば、coinbookの自社トークンやアイドルの独自コインを発行し、そのコインでなければ買えないNFTや限定商品を出して、ロイヤリティの高いファンへ特別な体験を提供するなど、まだまだ面白いことがたくさんできると思っています。

coinbookで働く魅力とは?

coinbookには挑戦の機会がたくさんあります。失敗することもあるかもしれませんが、それを咎めるのではなく、トライアンドエラーの積み重ねで成長できると考えている会社です。暗号資産やNFTは、まだまだ伸び代のある分野でもあります。この分野でこんなことがやりたいという熱い想いをお持ちの方は、アイディアを実現できるチャンスかもしれません。

だからこそ、好奇心を持っていろんなことに挑戦したいと手を上げてくれる方にぜひ参画いただきたいのです。技術革新が目覚ましいこの業界では、常に目まぐるしく動くトレンドを取り入れていかなければお客様に魅力的なサービスを提供することはできません。自らアンテナを張って積極的に情報収集できる方に、ぜひともご活躍いただきたいです。

社員と共に成長したい

コロナ禍でオンラインでの会話が多い状況ではありますが、社員同士のコミュニケーションの場をしっかりと設け、社内の文化として根付かせていきたいと考えています。自分の意見をしっかりと述べ、他のメンバーと意見が対立したとしてもネガティブに捉えず、建設的なコミュニケーションを続けていくことができる方にとっては、大きな成長の機会となるのではないでしょうか。

まだまだ小さなチームなので、業務の幅が広いのも特徴ですね。決まったことしかやりたくないという方はフィットしづらいかもしれません。視野を広げたい方や、できるだけ多くの経験を積みたいと考えている方にはもってこいだと思います。

私たちcoinbookは、新しい技術を使って、エンタメ業界に新たな経済圏を作りたいと考えています。日本のNFT分野の先駆者として、同時に暗号資産交換業者として、今後もさまざまなことに挑戦していきます。coinbookと一緒に成長してくれる方、チャレンジ精神に溢れる方、面白いと思ってくれた方はぜひエントリーしてください。

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